両建(クロスオーダー)理論で億り人へ

利益構造を理解する

さて、多くのトレーダーが株と為替の違いも理解しないで取引をしていますが、構造上、決定的な違いは、株はトレーダー同士が現物取引をして、証券会社はディーラーとして仲介をしているだけです。しかし、

FXは証拠金取引なので現物取引では有りません。よってトレーダーの損失は証券会社の利益となり、トレーダーの利益は証券会社の損失となります。

これが、理解されていないトレーダーが多い事に驚かされます。レバレッジが効くのも、その構造があるからです。

値動きの構造

株の値動きの仕組みは、板という概念があり、売り手が多ければ、安くなり、買い手が多ければ、高くなります。しかし、そもそも、為替の現物取引はどこで行われているのでしょう。実はドルや円、ユーロなどの換金は銀行間で行われています。しかも換金なので板という概念はありません。大きな企業ですと、例えばトヨタなどは海外のドルなどを円に換金する時は、大きな金額であればあらかじめ銀行に伝えておきます。その需要と供給でドルが強いとか、円が強いとかが決まるのです。いわゆる実需という事になります。そしてマーケットメーカーと呼ばれている銀行がレートを決めています。

私達が証券会社(銀行)を通じて取引しているのは、証拠金を預けて仮想取引をしているだけです。しかし、トレーダーの損失が証券会社の利益だった場合、どうなるでしょうか。世界中のFXトレーダーが円が下がると判断した場合、世界中の銀行は円を買います。それが仕掛けであり、要するにFXは大局で大衆真理と逆に動くという事です。

レバレッジの罠

結局、レバレッジを株のように1:1で取引をした場合、証券会社が動かす1PIPSの価値とトレーダー側の1PIPSの価値は同等となります。しかしレバレッジという「てこの原理」は、トレーダー側にも働きますが、証券会社側にも有利に働きます。証券会社が1億使ってレート100.00円で100万ドルを買った場合、仮にレートが100.01円になった場合であっても、100ドル(1万円)の損失しかありません。しかし、トレーダー全員がレバレッジ25倍で取引をしていた場合、25万円の損失や利益が生まれているという事になります。

要するに、レバレッジとは銀行の仕掛けに対しても影響を受けるので、仕掛けが効果的に出来ます。そして、トレーダー側は精神的な「欲との戦い」にも悪影響を及ぼします。両建てをした場合、どちらに動いても良いので銀行の仕掛けの影響を受けにくい構造となっています。

少数派が「億り人」

結局のところ、多くの、例えば1万人のトレーダーが1人の「億り人」を支えています。利益は多くのトレーダーの損失で成りたっているからです。株やビットコインの現物取引では、トレーダー同士の戦いとなりますが、CFDやFXは証券会社(銀行)とのやりとりになります。FXで勝つには、値動きの構造を理解をする必要があります。実際に投資での「億り人」は、ちまたに溢れている情報での取引ではなく、非常識な少数派である事は間違い有りません。

投資で「億り人」になりたければ、まずは値動きの構造を理解し、控除率を理解することです。そして仕掛けを潜り抜け、巷に流れている情報に惑わされずに「少数派」になる事です。もちろん、多くの損失から支えられた「億り人」はディーラー側にも広告塔として賞賛されます。

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